帯電を検出するもの(電荷検出型)
雷雲が発生すると、雷雲と大地との間に電荷が蓄積される。上述の2方式によるものでは稲妻や落雷が発生してからでないと雷検知はできないが、帯電を検出するものは、稲妻や落雷の発生を「予測検知」することができる。例えば雷雲と大地間との間に発生する電界をとらえ、電界のエネルギーや、変位量、変化の状態などにより雷雲の発生や接近、稲妻の発生を予測することができる[2]。また、雷雲が発生すると地表の突出物からコロナ放電が生じることを利用して、このコロナ電流を検出することにより検知するものもある。ただし帯電を利用することから、遠方で発生する雷の検出には不向きで、雷検知器の設置点の比較的近辺で発生する雷の検知に用いられる。
なお、ポポフの発明した雷検知器(コヒーラ式雷検知器)は電磁波検出と電荷検出の両方を行うことが可能であったことが近年、日本の研究者や技術者らによって再発見され、改良、再び実用に供されるようになっている。
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雷検知器を計画的に各地に配置、通信回線を用いてそれぞれの検知器の検知結果を集約、分析、利用するもの。
米国では1990年代に全米雷観測ネットワークが完成、これから得られる情報を利用するようになった。日本では米国などからの技術を導入して、1990年代以降、電力会社などでの独自整備が急速に進み、2000年には商業ベースのネットワーク(JLDN)が完成している。